![]() かなり折り合いに苦労していたエピファネイアだが、必要以上にためることはせず、残り500Mで仕掛ける。残り100M付近で先頭に立つが、その瞬間に外からキズナ。直線長いコースならキズナは(日本の現3歳では)最強。エピファネイアもあれだけ掛かって伸びるのだから、広いコースでは強い。 対照的に、コーナリング性能では3歳最強のロゴタイプは伸びを欠いて5着。東京だと2000Mでも怪しいが、中山なら2500Mでも好走できる馬だと思う。 先行〜好位アポロソニック、ペプチドアマゾンが3、4着に粘った。アポロソニックが逃げ粘った青葉賞は1200M通過1分14秒8。今回は1分12秒2。これだけペースが違っても粘れたのだから、多少は恵まれたにしても評価しなくてはならない。ペプチドアマゾンも切れは(上位2頭には)劣るが、粘り強い。2頭は菊花賞でも注目。 コディーノは(予想されたことだが)折り合いを欠いて伸びず9着。マイラーなのだろう。 (大川浩史 /2013.05.29) 》大川浩史 重賞回顧
![]() クロフネサプライズ(レース後に骨折判明)が逃げて1000M通過59秒6。レース上がり35秒7となってメイショウマンボがしぶとく押し切った。 興味深いのはディープインパクト産駒の成績。桜花賞1、2着馬は4、17着に終わり、フローラS2着馬が2着、1着馬は3着。 アユサンは桜花賞前のチューリップ賞3着。レッドオーヴァルはチューリップ賞7着から桜花賞で前進したが、オークスで着順を落とした。「ディープインパクト産駒、特に3歳牝馬は、間隔をあけなければ連続で重賞を好走できない」という法則は昨年ジェンティルドンナ(とヴィルシーナ)に崩されたが、あの2頭は別格なのだろう。フローラSを勝ったデニムアンドルビーは今回、歩様が硬く、「勝って中2週では厳しい」のが伝わった。 (大川浩史 /2013.05.22) 》大川浩史 重賞回顧
![]() 前半600M34秒4。馬場の違いはあっても昨年(35秒1)よりは速いが、昨年はNHKマイルCとしては記録的なスロー。今年も「NHKマイルCとしては」速くない。 ということで先行各馬(コパノリチャード、ガイヤースヴェルト、エーシントップ)は直線に入っても手ごたえ十分だったが、差し馬も追走に脚を使っていない。しかも前と離れていない。その結果、上がり33秒7のマイネルホウオウが1着、33秒9のインパルスヒーローが2着。上がり最速は出遅れたレッドアリオン(33秒6)だが、出遅れが響いて4着まで。 コパノリチャード(8着)、ガイヤースヴェルト(5着)、エーシントップ(7着)は「速い上がりでの差し比べ向きではない」という評価でいいが、エーシントップはゴール寸前の不利がなければ4着だったはず。それでも1番人気で4着だから人気を裏切ったことに変わりはないが、主な敗因はストームキャット系らしい二走ボケとみる。 パドックでは二人曳きで気合が入ってるように見えて覇気はなかった。これは中京2歳Sや朝日杯FSと同じ。二走ボケの次は走るので、次は(間隔をあけた場合も含めて)買い。 (大川浩史 /2013.05.08) 》大川浩史 重賞回顧
非常に派手な勝ち方でダービーでも人気になりそうだが、坂の下りで加速をつけ、直線に入ってもすぐに伸びてくるわけではなく、最後の最後に一気に伸びたという勝ちっぷりからは、京都外回りの適性が余りにも高いのだと思われる。このタイプは東京コースだと加速のきっかけをつかめず、案外伸びない。ただ、エピファネイアやコディーノとの比較では折り合いに苦労しないので、その点でのアドバンテージはある。 その他で「おや」と思ったのが4着同着のウインアルザス。スローの逃げだと500万で2着だったが、ハイペース先行だと重賞で0秒4差。スタミナを生かす競馬を続けていけば面白い存在になりそう。 (大川浩史 /2013.05.08) 》大川浩史 重賞回顧
![]() 参加登録の受け付けが始まりました。前年度同様、10頭を選択しなければ登録が完了しませんのでご注意ください。また、5月1日より新年度のURLが変わりました。ブックマークに登録している方は再度登録し直してくださるようお願い致します。 http://www.nikkankeiba.com/pog2013/ 》日刊競馬POG2013-2014 (放談T /2013.05.01)
1番人気レッドレイヴンは、楽に運べているようでまったく伸びず11着。典型的な「距離が長い」という負け方だったが、多くの騎手がレッドレイヴンを気にしていて、前のアポロソニックを見ていなかった。慌てて追ったヒラボクディープが差し切ったものの、レース内容は平凡。タイムが遅いのはスローだからだが、スローで1、2着は前につけていた馬。このパターンだとダービーでは通用しない。
(大川浩史 /2013.05.01) 》大川浩史 重賞回顧
800M通過後にラップが落ち込み、1400M通過が1分29秒7。最初は最後方にいたデニムアンドルビーは13秒台が続いている4コーナー手前から一気に上がって行き、直線入り口では前を射程圏に入れていた。「東京でそのマクリは危ないんじゃないか」というレース運びだったが、あとからラップを見るとあそこで上がって行ったのは正解。それにしても長く脚を使っていて、なおかつ最後まで余裕があった。オークスでも楽しみ。2着エバーブロッサムは後ろからデニムアンドルビーが来た時に内から合わせるように動き、それで最後は競り負けたのだから力負け。オークスでも好走可能だと思うが、デニムアンドルビーに勝つのは難しいように感じた。 3着ブリュネットは上位2頭が動いていった時に内で動けず、その差がゴールまで詰まらなかった。距離が延びていいタイプには思えないが、力の差はあまりない。3番人気6着スイートサルサの敗因は距離だと思う。 (大川浩史 /2013.04.24) 》大川浩史 重賞回顧
![]() レースラップは 12.0-10.6-11.5-11.6-12.3-12.1-12.0-11.9-12.0-12.0 ナリタブライアンが勝った1994年の皐月賞 12.2-11.1-11.5-12.2-11.8-11.9-12.2-12.1-12.0-12.0 と似ている。いわゆる淀みのない速め平均ペースで、こうなると強い馬でなければ走りきれない。ナリタブライアンの時は他にこのラップで走りきれる馬がいなかったので3馬身半差(0秒6差)の独走となったが、今年は5着まで0秒5差。レベルが高すぎて反動が怖い(フェイムゲーム骨折、カミノタサハラ屈腱炎)が、無事なら上位馬は相当な活躍を見込める。 今回、勝負を分けたのは折り合いと操作性の良さ。行きたがったエピファネイア、コディーノ。4コーナーでふくれた後に内にもたれたカミノタサハラと違い、ロゴタイプは他馬と接触しても平気。4コーナーで1頭分のスペースを抜けて外に出て行く時もスムーズだった。といっても折り合いと操作性の良さだけが勝因なのではなく、二冠達成の確率はかなり高い。 (大川浩史 /2013.04.17) 》大川浩史 重賞回顧
![]() 阪神JF…45秒9−48秒3=1分34秒2 チューリップ賞…48秒0−46秒9=1分34秒9 桜花賞…46秒9−48秒1=1分35秒0 同じコースで行われた3重賞の前後半(800Mずつ)のラップはこうだった。 阪神JFは超ハイペース。先行馬の中で1頭だけ上位(2着)に入ったクロフネサプライズの能力は高く、スローのチューリップ賞は余裕の逃げ切り。今回は阪神JFよりは速くなかったが、当時と違うのは完全に外差し馬場になっていたこと。それでも先行馬の中では1頭だけ上位(4着)に入ったわけだが、1〜3着は追い込みだった。 アユサンが勝ってディープインパクト産駒は桜花賞3連覇。2着にレッドオーヴァルが入ってディープインパクト産駒は2年連続で桜花賞ワンツー。マルセリーナ(一昨年1着)、ジェンティルドンナ(昨年1着)、ヴィルシーナ(昨年2着)と今年の1、2着馬に共通することは「トライアルに出走せずレース間隔をあけるか、トライアルで3着以下」ということ。つまりトライアルで好走していなかった。 ディープインパクト産駒は、特に3歳春までは重賞で(間隔をあけずに)連続で好走することがないので、疲労を残さずに本番を迎えることが重要。昨年の1、2着馬はオークスでも1、2着だったが、アユサンは今回マイナス12キロ。オークスは半信半疑。レッドオーヴァルには「初の長距離輸送」という課題が待っている。 3着プリンセスジャックは父ダイワメジャーで母系は(母は芝で走ったが)ダート血統。時計のかかる阪神芝は最適だったのだろう。
800Mずつに分割すると前半47秒8、後半47秒0。ゆったりとした流れで、土曜の馬場状態(内1頭分が伸びる)とこの流れでは、前に行った馬と内を突いた馬しか上位に来ることができなかったのは仕方のないところ。エーシントップはレース間隔をあけた方が落ち着いていて力を出せるが、2戦目にテンションが上がるというストームキャット系らしい馬。辛勝だった中京2歳S、8着に終わった朝日杯FSは2戦目でテンションが上がっていたので、次走、NHKマイルCに出走しても、パドックでエキサイトしているようだと危険な面はある。 2着レッドアリオンは体が絞れるにつれて目覚めてきたという感じで、鋭さが出てきた。最後の直線は「うまく前があいていた」ということだが、出負けして前半に脚を使い、なおかつ掛かり気味になっていたことを考慮すると内容十分。NHKマイルCでも好勝負になる。 3着ストーミングスターは初芝で12番人気だったが、ストーミングホーム産駒は芝向きの馬が多い。後付けの結果論ではなく、私は△つけてたので。今回に関しては「内有利の馬場・先行有利の流れで内枠から先行した」ことが好走要因で、そう高くは評価できないが、ストーミングホーム産駒が芝向きだということは今後へ向けて重要なこと。 1番人気ゴッドフリートは9着。最内枠で出遅れたうえに4コーナーで外から蓋をされ、直線に入ってからしばらく窮屈になっているという厳しい競馬。参考外、としていいと思う。次走の巻き返しに注目。 (大川浩史 /2013.04.10) 》大川浩史 重賞回顧
新馬・黄菊賞(ともに京都外1800M)、そして今回と、コーナー2回の外回りでは3戦3勝。コーナー4回の内回り(皐月賞)は回避して京都新聞杯(京都外回り)→ダービーというのは賢明な選択だろう。 2番人気コメットシーカーは5着。どんなに素質が高くても、デビューが遅くなった1戦1勝馬がいきなり重賞に出てきて好走する例は極めて少ない。5着なら上々。次走は注目。 (大川浩史 /2013.03.27) 》大川浩史 重賞回顧
1000M通過62秒0でレース上がり12.5-12.2-11.5-11.8。スローの上がり勝負なので時計が遅いのは仕方ないが、それにしても1分50秒0は遅い。2勝馬が1頭だけで、それがダート1200Mで2勝している馬という、実質500万クラスのメンバーなので「重賞にしては時計が遅い」と言ってもあまり意味はないが、1着サクラプレジール、2着エバーブロッサムが桜花賞ですぐに好走できるとは考えにくい。ただし2頭とも素質は高く、いずれは「普通の重賞」で通用しても不思議はない。
気合をつけてワイルドドラゴンが行き、テイエムダイパワーが追走。さらに向正面でザラストロが上がっていって前3頭が雁行。ペースは緩まなかった。好スタートを切り、行く馬を行かせたロゴタイプは3頭の後ろ。4コーナーで徐々に3頭の外に出すと余裕の抜け出し。内をうまく捌いてきたタマモベストプレイが追いすがるが差は詰まらなかった。差が詰まりそうで詰まらないのは朝日杯FSの時と同じで、おそらくまだ余力がある。今回もゴール前でさらに沈む動作を見せ、まだまだ脚があるところを見せている。少なくとも皐月賞ではかなり有力。 タマモベストプレイは最高の騎乗で勝ち馬には力の差を見せつけられた。3着マイネルホウオウ、4着フェイムゲームはよく伸びたが、次走でロゴタイプ逆転までは想像しにくい。 5着マンボネフューは4コーナーでロゴタイプより外を回り、いわゆる勝ちに行く競馬。結果的に止まったが、勝ちに行って止まっただけなので内容は悪くない。最後に止まった原因の1つは距離と思われ、マイル路線に転換なら要注目。 (大川浩史 /2013.03.20) 》大川浩史 重賞回顧
現3歳世代は、同じメンバーで走ってもコロコロ着順が入れ替わる。「対戦比較」の類がまったくアテにならないが、紅梅S2着メイショウマンボ、アルテミスS5着ナンシーシャインが1、2着。一応、オープン実績のある馬が上位に入った。ただ、今年のパターンだと今回1番人気で11着のサンブルエミューズ、2番人気で7着のサウンドリアーナの他、チューリップ賞1番人気7着のレッドオーヴァル、2番人気9着のローブティサージュも桜花賞では巻き返しがありそうだ。 今年の桜花賞は「10回やれば10通りの結果」という組み合わせのはず。結果を予想するというより、人気の盲点になっている馬を探す作業になる。 (大川浩史 /2013.03.13) 》大川浩史 重賞回顧
前半34秒1〜45秒9だった阪神JFで先行して2着だったクロフネサプライズが35秒9〜48秒0の逃げ。これは楽で、悠々と逃げ切った。2着、3着も先行流れ込み。本番(桜花賞)で流れが変われば…という論法も成立するが、本番もスローになる方が多い昨今。特にクロフネサプライズは軽視できない。1番人気レッドオーヴァルは上がり最速(34秒4)で7着。流れ不向きではあったが、トライアルで10キロも体重を減らしていた点が気になる。
毎度おなじみの超スロー…ではなく、1000M通過61秒6と普通のペース。しかも上がり11.7-11.6-11.4-12.2。残り800Mの地点からペースアップするのは弥生賞では珍しい。かかりぎみに先行していたエピファネイアが直線で一旦は抜け出したが、差されて4着。これまでスローしか経験していない馬が、この流れを早め先頭で、なおかつトライアル仕様の仕上げで押し切るのは難しかった。能力自体は示しているが、このペースでも(大外枠だったとはいえ)かかっていたのは不安ではある。 カミノタサハラの手ごたえがペースアップしたところで悪くなるのはいつものことだが、そこからしっかり伸びた。「ハイペースに強いディープインパクト産駒」は全兄マウントシャスタと並んで希少な存在。今回はハマったようにも見えるが、クラシックがスローの上がり勝負にならなければ好走可能だろう。 2着ミヤジタイガはスローの上がり勝負では4着あたりだが、上がりがかかれば好走できるというネオユニヴァース産駒らしい馬。3着コディーノは軽い調教で緩い仕上げ。それで3着なら上々の始動か。 5着キズナは内を突いたのが失敗だが、典型的なディープインパクト産駒でハイペースや坂コースが得意ではない。無理に皐月賞出走を狙わず、京都新聞杯→ダービーなら面白いが。 (大川浩史 /2013.03.06) 》大川浩史 重賞回顧
『Ron』さん、おめでとうございます! ボーナスの10000ポイントが加算され48位から一気に2位までランクアップ! 今後どこまでポイントを伸ばせるか。注目です! 》ポイントランキング 》指名馬ランキング (放談T /2013.02.21)
》ポイントランキング 》指名馬ランキング (放談A /2013.01.30)
》ポイントランキング 》指名馬ランキング 》評判2歳馬の期待値 (放談A /2012.12.05) |
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