日刊競馬コラム
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1968年の日本ダービー
☆七夕ダービー

　1968年（昭和43年）のダービーは７月７日に行なわれた。これは５月31日に完工したスタンド等改築工事の影響。また、発走時間が16時10分で第７レースなのは、参議院選挙投票日と重なったため。よって、この日は普段より２レース減らして８レースで施行。第１レースの発走は１時間30分繰り下げて12時30分、最終第８レースの発走は17時00分だった。

　梅雨の季節という異例の日程で行なわれたが、当日は快晴で入場者は16万人を超えた。ダービーの発売金は前年比180％で41億円、１日売り上げ総額は54億円。ともに当時の世界最高額で、好景気を背に競馬ブームはとどまるところを知らなかった。