「じじぃ」(毎週土曜更新・2007.06.09)

 年齢を書いたことがあったかは記憶にないが、中西徹は今年で33歳である。(今は32歳)
 まだまだ若い。メタボ体型ではあるが体もまだ動く。草野球においては盗塁だってできるのだ。先日も新人の鈴木君(地方課所属)に「いや〜中西さんは32歳だなんてとても見えませんよ!若いですよ!」と言われたばっかりだ。周囲からは「先輩に気を使ったお世辞だってわからんのか?」と心ない野次が飛ぶが、僕は鈴木君を信じているから気にしない。
 が、編集部のH先輩を中心としたごく一部の人間からは、最近「ジジィ」と呼ばれることがある。多々ある。それに対して鈴木君はこう言うのだ。「どうして中西さんが『ジジィ』って呼ばれているのかわかりません」と。その通りだよ、鈴木君。そして「そんなの中西さんがかわいそうです!ありえません!これは日刊競馬の七不思議の1つです!僕は断じて『ジジィ』と呼ぶことに反対です!」と言葉では言わないが、そう言いたそうな顔で中西を見る。たぶんそんな顔だった…。

 では先週のおさらいを。
1着=エイシンドーバー(6着)
2着=スズカフェニックス(5着)
3着=ジョリーダンス(3着)

 なんかですね、いろんな意味で恐れていた通りの結果になってしまった…という安田記念でした。まだまだ甘い。
 では今週の予想を。東京開催の最終日って寂しいので、今週はそんな気持ちを込めてエプソムCを。  東京は相変わらず時計も速め。差しが決まらないわけではないが、前が止まる馬場ということもない。エプソムCに関してはハイペースもなさそうで、追い込みの馬では苦しいかな、と思っている土曜の夕暮れ時。雨もあんまり落ちなそうだし上がりの速い競馬になるのではないだろうか。ここはヴィクトリアマイル3着のデアリングハートに注目。ジョリーダンスも安田で頑張ったことだし、デアリングハートだって勝負になって当たり前。昨年4着時より雰囲気もいい。東京1800mで上がりの速い競馬といえば昨秋の府中牝馬Sが2番手追走から上がり33秒9で押し切っている実績もある。ただ、予想としては何者かに差されての2着。
 その何者は、トウショウカレッジ。この馬に関しては雨が降ってくれた方がうれしい。まあ晴れても大丈夫。準オープンを勝ったばかりの身だが、今の勢いはかなりのものを感じる。距離は微妙に長くてもこの枠を最大限に生かせればこなせるはず。後方からの競馬では苦しいが、この馬のポジションは中団やや後ろぐらい。それで(たぶん)内を回るのだから直線入り口では前との差もさほど開いていないはず。ギュインギュインと内を伸びてアッと驚く1着。
 3着は新潟大賞典2着のサイレントプライドで。

確定
1着=トウショウカレッジ
2着=デアリングハート
3着=サイレントプライド