>>日刊競馬POG2019-2020トップページ 評判2歳馬の期待値(放談A&放談X)
2019/09/19更新
ヒートオンビート
牡 父:キングカメハメハ 母:マルセリーナ 栗東・松田国厩舎
 母マルセリーナは11年の桜花賞勝ち馬。初仔で半兄のラストドラフトが今年の京成杯を勝ったが、『素材だけなら兄よりもいいですよ』と評判になっているのが本馬。『背腰が硬くなりやすいのは兄譲りかもしれませんが、体を大きく使った躍動感溢れる走りを見せています。柔軟性と伸縮性も申し分なく、“動き”という意味では抜群にいいものを持っています』とのこと。現在は再入厩に向けて調整中。ムクミが出やすい脚元は少し気になるところだが、順調ならば年内にはその姿を見られるだろう。
ミーハー値:144  放談Aの期待値:80  放談Xの期待値:60
ジレーネ
牝 父:キングカメハメハ 母:ソベラニア  栗東・高野厩舎
 半兄シュヴァルツリーゼ(父ハーツクライ)は今年の弥生賞をキャリア1戦で2着と好走し、皐月賞・ダービーにも出走した素質馬。父が変わった影響か、こちらは大物感こそ失ったが、兄には無かった俊敏性や軽快さを兼ね備えている印象。『見た目に細さは感じないが、400キロそこそこと小柄な馬。動きも悪くはないけど、やはりもう少し数字は増やしたい』と関係者。まだデビューまでには時間を要しそうだが、本来は晩成寄りの血統。今後の成長を待って大成に期待したい。
ミーハー値:13  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:50
2019/09/12更新
アブルハウル
牡 父:American Pharoah 母:キトゥンズダンプリングス  栗東・池江厩舎
 2015年に米国史上初のグランドスラム(米三冠+BCクラシック)を達成した歴史的名馬American Pharoahのファーストクロップ。血統や実績からはダートが主戦場となる産駒も多そうだが、母が芝の活躍馬でもある本馬は走りに柔軟性があり、手先の軽さも特筆もの。現時点では芝向きと判断してよさそうだ。8月上旬に入厩して以降は一路順風。栗東坂路で好時計を連発しており、中でも1週前(9月5日)の半マイル52.2−38.3−24.1−11.9はこの時期の2歳馬としては破格の快ラップ。これが走らないようなら『American Pharoah産駒は日本の馬場に適性ナシ』と決めつけてもいいだろう。注目のデビュー戦は9月14日の中山芝1800mを予定している。
ミーハー値:97  放談Aの期待値:88  放談Xの期待値:95
ゼノヴァース
牡 父:ディープインパクト 母:リズムオブライト 栗東・藤沢和厩舎
 近親に英仏でGI4勝を挙げたBigstoneがいる血統馬。育成先のファンタストクラブでは早くから評判になっており、『今夏の成長が著しい1頭。ディープインパクト産駒としては大型ですが、柔らかさがあり芝向きの印象です。もうワンランク上のスピードとスタミナがあるはずで、そこを引き出せればかなり走ってくるのではないでしょうか』とのこと。諸般の事情で池江厩舎から藤沢和厩舎へと転厩になったが、フクキタル(馬主)×パカパカファーム(生産)×ディープインパクト産駒×藤沢和厩舎は現3歳で活躍中のルヴォルグと同じ。『(9月)9日に入厩しました。このまま問題がなければ東京開催(でのデビュー)を考えています』(藤沢調教師)とのことで、デビューもほぼ同時期になりそうだ。まずはルヴォルグ超えを目指したい。
ミーハー値:38  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:80
2019/09/05更新
ルリエーヴル
牝 父:ロードカナロア 母:ライラックスアンドレース 栗東・松永幹厩舎
 半姉ラッキーライラックは17年の阪神JF勝ち馬。先月末に待望の入厩を果たしたが、『背中や腰に張りが出やすい馬で、全体的に硬さも見られます。まだ強く攻めていないのにこの状態なので、ゲート試験合格後は放牧に出す予定です』とのこと。デビュー戦は年末〜年明けになる可能性もあるが、『能力があるのは確か。焦らず調整すれば間違いなく走ってくると思います』と陣営の期待の高さは変わらない。POG的には痛手でも、今後の動向はしっかり見守りたいところ。
ミーハー値:292  放談Aの期待値:60  放談Xの期待値:60
アドマイヤチャチャ
牡 父:ディープインパクト 母:ホットチャチャ 栗東・友道厩舎
 半兄エタリオウは18年の菊花賞2着馬。『兄とはタイプが違いますね。こちらはキビキビとした動きでマイルから中距離が主戦場になりそうです。体型からこれ以上大きくなる感じはしませんが、もう少し全体的に厚みが出てきてほしいですね』とのこと。そのコメントどおり、現状は非力さを隠し切れない調教内容で、特別目立つような動きは見られない。デビュー戦は9月21日の阪神芝1600mを予定しているが、ここはある程度の苦戦を覚悟していた方がよさそうだ。
ミーハー値:54  放談Aの期待値:40  放談Xの期待値:50
2019/08/29更新
フェアレストアイル
牝 父:ディープインパクト 母:スターアイル 栗東・中内田厩舎
 大物はGI2勝のミッキーアイルぐらいだが、これまでの産駒5頭が全て中央で勝ち上がっているアベレージの高い血統。傾向からは“前向きな気性で距離はマイルまでが限界”というイメージだが、『やはりテンションは高めですね。マイルまではこなしてほしいと思ってますが、もう少しリラックスして走ることを覚えてくれないと…』と育成担当者は課題を挙げる。ただ、『スピードと柔らかさは間違いなく一級品』とのこと。活躍の幅を広げるために精神面での成長が欲しいところだ。
ミーハー値:201  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:70
レーヴドゥロワ
牡 父:キングカメハメハ 母:レーヴディソール 栗東・池江厩舎
 母レーヴディソールはデビューから無傷の3連勝で阪神JFを制覇。活躍馬の多いレーヴドスカー一族の中でも素質は抜きん出ていた印象もあるが、繁殖牝馬としてはアラバスター(中央1勝)、レーヴドゥラメール(2戦0勝)とお世辞にも成功しているとは言い難い。『この血統でようやく大物が誕生した』と言われていた本馬も、栗東入厩後は平凡な動きを連発。『今後の成長次第では…』という感じもないのが正直なところで、現時点ではかなりの苦戦が予想されるだろう。デビュー戦は9月15日の阪神芝2000mを予定。
ミーハー値:172  放談Aの期待値:10  放談Xの期待値:5
2019/08/22更新
ペルラネーラ
牝 父:ディープインパクト 母:シユーマ 美浦・国枝厩舎
 母シユーマは英・加でGI勝ち。2013年にノーザンファームで繁殖入りしてからは4年連続でディープインパクト(来年の産駒はロードカナロア)を種付けされているように牧場期待の血統でもある。超大物こそ出ていないが、全兄ヘリファルテ(中央4勝)、ブレステイキング(中央3勝)はまだまだ上を目指せる好素材であり、本馬も順調ならばある程度の活躍が約束されていると言っても過言ではない。『まだ幅が薄く幼さは残りますが、現時点でも相当な運動神経の良さを感じます』とのこと。デビュー戦は8月31日の新潟芝1800mを予定。
ミーハー値:86  放談Aの期待値:50  放談Xの期待値:80
モーソンピーク
牡 父:ディープインパクト 母:モシーン 美浦・国枝厩舎
 全姉プリモシーンは今年のヴィクトリアマイル2着馬で、重賞2勝(18年フェアリーS、関屋記念)と活躍中。本馬は豪GI4勝の名牝モシーンにとって待望の牡馬誕生となったわけだが、『馬っぷりの良かった姉にようやく追いついてきてくれたかなといった感じです。ただ、この馬の長所は父産駒特有の軽さや柔らかさにあります。それを損なわないように、このまま成長してくれればと思います』とのこと。現在は11月東京開催でのデビューを目指して調整中。今期好調シルクレーシングの目玉商品。その動向に注目したい。
ミーハー値:361  放談Aの期待値:50  放談Xの期待値:40
2019/08/15更新
ポタジェ
牡 父:ディープインパクト 母:ジンジャーパンチ 栗東・友道厩舎
 半姉ルージュバックは重賞4勝。本馬は2018年セレクトセール1歳セリにて1億9000万円の高値で取引された。毎年注目される血統ではあるが、今年はマカヒキ、ワグネリアンの2頭のダービー馬を出した友道厩舎×金子真人ホールディングスの強力タッグ。例年以上に期待値は高そうだ。『春に入ってきた時と比べると、かなりしっかりしてきた感じです。ポテンシャルは間違いないと思うので楽しみにしています』と友道調教師。ルメール騎手を鞍上に9月15日の阪神芝1800mで初陣を迎える予定。
ミーハー値:557  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:70
ミレニアムクロス
牡 父:ハーツクライ 母:アドマイヤテレサ 栗東・斉藤崇厩舎
 全兄に豪GI馬アドマイヤラクティ、半兄に昨年のホープフルS2着馬アドマイヤジャスタがいる血統。『ラクティによく似ています。ゆったりとした馬体で、良い脚を長く使えるタイプ。やはり距離は長い方がいいでしょう』とは関係者だが、そのアドマイヤラクティが本格化したのは古馬になってからで、POG期間中は未勝利を1勝しただけだった。本馬も随所に緩さが目立つ現状。早い時期からの活躍は?
ミーハー値:81  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:30
2019/08/08更新
レッドルレーヴ
牝 父:キングカメハメハ 母:ラストグルーヴ 美浦・藤沢和厩舎
 母ラストグルーヴは1戦1勝で繁殖入りしたが、ディープインパクト×エアグルーヴという日本競馬史上最高レベルの良血馬。全兄ランフォザローゼスは今年の京成杯、青葉賞を連続2着しダービーへ駒を進めた。『兄2頭と比べると少し小柄ですが、徐々に逞しさが出てきました。とても頭のいい馬で、全く手がかからないのが長所。成長力のある血統だけに、これからが楽しみです』とのこと。今週水曜日にノーザンファーム天栄に移動。順調ならば秋の東京開催でのデビューを予定している。初仔リシュブール→2番仔ランフォザローゼスと馬のデキは確実に上がっているだけに楽しみな1頭だ。
ミーハー値:156  放談Aの期待値:60  放談Xの期待値:50
レヴドゥギャルソン
牡 父:ハーツクライ 母:ドリームオブジェニー 栗東・高野厩舎
 ファンディーナ(17年フラワーC勝ち)の誕生でにわかに注目を集めだしたこの血統だが、ファンディーナ以外にも中央3勝のナムラシングン、3戦2勝と今後の活躍が期待されているクードメイトルらを輩出しており、そろそろ大物誕生の期待も高まるところ。ただし、脚元の不安が常に付きまとう血統で、ファンディーナ骨折、クードメイトル靭帯炎、グランソード蟻洞(疑い)と立て続けにアクシデントに見舞われている。そして本馬もフレグモーネを発症後に疝痛を発症。POG期間内の活躍は厳しいかもしれない。
ミーハー値:13  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:50
2019/08/01更新
クロスキー
牡 父:ハーツクライ 母:リッチダンサー 美浦・国枝厩舎
 POGではお馴染みの母リッチダンサー。種牡馬不問でハイアベレージを残す優秀な繁殖牝馬だが、気性の煩さで出世が遅れてしまった産駒も多く、“牡馬に出ればいずれは100%去勢される”という事実も興味深いところだ。本馬に関しても将来的には去勢される運命かもしれないが、今のところ『兄姉ほどの難しさはない』とのこと。反面、『兄姉はやんちゃだったけど、その分前進気勢も見られてデビュー前から光る動きを見せていた。この馬はまだそういうところが見られない』ようだ。デビュー戦は8月17日の新潟芝2000mを予定しているが、『とりあえず1度使ってみて…』が陣営の本音だろう。本格化はまだまだ先の印象だ。
ミーハー値:174  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:30
クンタキンテ
牡 父:ローエングリン 母:スティンガー 美浦・杉浦厩舎
 母スティンガーはデビューから僅か1ヶ月足らずでGI(98年阪神3歳牝馬S)制覇の偉業を達成し、同年のJRA最優秀3歳牝馬(現JRA最優秀2歳牝馬)に輝いた。繁殖牝馬としての期待値も高かったが、活躍が目立ったのは中央8勝のサトノギャラントくらい。産駒10頭で計37勝を挙げているが、内22勝は地方競馬でのものだった。本馬はそのスティンガーの最後の産駒。5月に行われた千葉サラブレッドセールに上場され、2100万円の高値で落札された。温かい目で見守りたい1頭だ。
ミーハー値:10  放談Aの期待値:5  放談Xの期待値:20
2019/07/25更新
リアム
牡 父:ディープインパクト 母:スターダムバウンド 美浦・萩原厩舎
 母スターダムバウンドは米GI5勝馬で08年のエクリプス賞最優秀2歳牝馬に輝いた。これまで目立った活躍馬は出ていないが、ディープインパクト×母父Tapitという配合は今年の桜花賞を圧勝したグランアレグリアと同じ。改めて注目したい1頭だ。『やはり母の影響か、この一族はダート向きの印象が強いですね。全姉(エイプリルミスト)も、芝でスパッと切れるタイプではありませんし』としながらも、『この馬はフットワークなんかを見ても芝で十分やれると思います。乗り味もいかにもディープインパクト産駒という感じです』とのこと。7月13日に美浦・萩原厩舎に入厩。デビューは秋以降になりそうだが、母のポテンシャルや実績を考えればそろそろ大物誕生の可能性も。
ミーハー値:64  放談Aの期待値:65  放談Xの期待値:40
カイザーライン
牡 父:エピファネイア 母:アヴェンチュラ 栗東・藤原英厩舎
 母アヴェンチュラは11年の秋華賞馬だが、2度の骨折のため僅か7戦で現役引退。活躍馬が多く出ている牝系のため繁殖としての期待値も高かったが、初仔のデサフィアンテは鼻出血と背腰の弱さに悩まされ中央未勝利。2番仔は股関節の骨折でデビュー前に競走能力喪失。残念ながら体質の弱さが遺伝してしまっている感は否めない。5月下旬入厩→6月上旬ゲート試験合格と比較的順調に調整されていた本馬も、7月上旬に左前脚球節部分に腫れを発症。まだ焦る時期ではないが、やはり楽観視できないというのが正直なところ。
ミーハー値:178  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:20
2019/07/18更新
メリディアンローグ
牡 父:ディープインパクト 母:ジョリージョコンド 美浦・藤沢和厩舎
 母はサトノクラウン(16年香港ヴァーズ、17年宝塚記念勝ち)の全姉という血統馬で、繁殖牝馬としてファストアプローチ(17年札幌2歳S2着)を輩出。現3歳の全兄シークレットアイズが未出走(7月18日現在)でやや評価落ちの印象だが、ディープインパクト×母父Marjuは11年の桜花賞馬マルセリーナと同配合。虚弱体質に悩まされた兄の不発だけで見限るのは早計だろう。『本来は仕上がりの早い血統で、ここまでは順調にきています』の言葉通り、本馬は7月上旬に札幌競馬場に入厩→そのまま札幌開催でのデビューを予定している。今年はシークレットで終わらない。
ミーハー値:20  放談Aの期待値:80  放談Xの期待値:70
ヴェルテックス
牡 父:ジャスタウェイ 母:シーイズトウショウ 栗東・池江厩舎
 母シーイズトウショウは現役時代に芝1200mの重賞を5勝と活躍。中央6勝のトウショウピスト(父ヨハネスブルグ)を筆頭に、兄姉にも短距離馬が多い血統だが、『前向きさがあってもタメは利きます。マイルぐらいまでなら何も問題ないと思いますし、それ以上の距離でもこなしてくれそうな感じはあります』と関係者。ただ、6月下旬に入厩して以降、この牝系の長所であるスピード能力はそれほど感じられない。まだ重めが残っている馬体ではあるが、それを考慮しても…。
ミーハー値:228  放談Aの期待値:20  放談Xの期待値:20
2019/07/11更新
アルファウェーブ
牡 父:Gleneagles 母:Waveband 美浦・藤沢和厩舎
 2014年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬で、英・愛2000ギニーなどGIを4勝したGleneaglesの初年度産駒。育成時代から他馬とはワンランク違う脚の回転が目立っていた1頭で、『トップスピードの入りが早く、速いタイムが楽に出せるのが長所です』とのこと。距離に限界はありそうだが、いかにも高性能の外車という印象。マイルまでならかなりの活躍が期待できるのではないだろうか。当初は函館開催でのデビューを予定していたが、調教に跨った蛯名騎手の進言により札幌開催まで待機。デビュー戦は7月27日の芝1500mを予定している。
ミーハー値:104  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:70
ゴールドティア
牝 父:キングカメハメハ 母:ヒストリックスター 栗東・池添学厩舎
 祖母が93年の桜花賞馬ベガという血統で、半姉ハープスターは14年の桜花賞馬。近年は産駒の活躍もひと息だが、『乗り味の良さや俊敏な動きなどはこの一族の長所ですね。血統的期待値が高いのはもちろんですが、久々に将来が楽しみな産駒が出たなという印象です』とは育成担当者。デビュー戦は7月20日の中京芝1600mを予定。『まだ成長の余地を残している状態で、ビシビシ追って仕上げるということはない』(池添学師)ようだが、初戦から注目したい1頭だ。
ミーハー値:103  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:30
2019/07/04更新
ユアソーラ
牡 父:キンシャサノキセキ 母:ヴィリエルバクル 栗東・安田隆厩舎
 2017年セレクトセール当歳にて、キンシャサノキセキ産駒としては高額とも言える4000万円で落札された本馬。『典型的な短距離タイプですね。素晴らしいスピード能力と前向きな気性の持ち主です』とのことで、安田隆調教師からは『モンドキャンノに似ている』と心強いコメントも出ている。外傷により当初の予定よりもデビューは遅れてしまったが、現在は小倉デビュー→小倉2歳Sを目標に調整されている。短距離路線限定だが、荒稼ぎを期待したい。
ミーハー値:37  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:50
ヘイルメリー
牡 父:オルフェーヴル 母:クーデグレイス 美浦・木村厩舎
 母クーデグレイスは中央4勝。半兄姉のブラックプラチナム(中央3勝)、グレイシア(中央2勝)は共に新馬勝ちを決めている。『馬格もあって筋肉量もある大変見栄えのいい馬です。オルフェーヴル産駒特有の癖もないので扱いやすい。クラシックディスタンスでの活躍を期待しています』とのことだったが、デビュー当週になって左前脚膝骨折が判明。全治6ヵ月の診断を受けた。まずは治療に専念し、完治を目指したい。
ミーハー値:21  放談Aの期待値:10  放談Xの期待値:10
マイラプソディ
牡 父:ハーツクライ 母:テディーズプロミス 栗東・友道厩舎
 母テディーズプロミスは米GIラブレアS勝ち馬。『調教ではまずまずの動きを見せてくれますが、まだ全体的に幼くて体も緩さが目立ちます。本当に良くなるのはこれが解消してからでしょう』と陣営は辛口だが、現時点でも先週の新馬戦を快勝したラインベックと互角の動きを披露している。7月7日の中京芝2000mでデビュー予定だが、今回の結果に関わらず長い目で見たい1頭。今後の成長次第ではキーファーズ(馬主)の最高傑作となる可能性は十分にある。
ミーハー値:170  放談Aの期待値:60  放談Xの期待値:90
2019/06/27更新
ヴァーダイト
牡 父:ディープインパクト 母:クリソプレーズ 栗東・音無厩舎
 中央3勝と特別目立つ成績ではなかった母クリソプレーズだが、繁殖としてはマリアライト(GI2勝)、クリソライト(韓国GIを含む交流重賞6勝)、リアファル(15年神戸新聞杯)、クリソベリル(19年兵庫CS)らを輩出するなど大成功。この血統に共通するのが、“比較的晩成傾向で脚元が固まるのが遅め”ということだが、本馬も例に漏れず…のようだ。6月22日に栗東・音無厩舎に入厩したが、『馬体も体力もまだまだなので、とりあえずはゲート(試験)だけの予定です。兄姉も無理せず進めたことで活躍できたわけですからこの馬も成長に合わせて。秋以降ですかね』とのこと。アベレージの高い血統だが、例年通り本質的にはPOG不向きと考えていいだろう。
ミーハー値:299  放談Aの期待値:40  放談Xの期待値:60
ルナシオン
牡 父:ディープインパクト 母:ピラミマ 美浦・藤沢和厩舎
 GI(18年大阪杯)馬スワーヴリチャードを筆頭に、これまでデビューした兄姉6頭全てが2勝以上を挙げているアベレージの高い血統。『5月下旬に入厩してゲート試験はパスしましたが、遅生まれ(5月1日)ということもあってデビューまでにはもう少し時間を要しそうです。これからどんどん変わってきそうな体をしてますし、気性面の成長ももう少し欲しいところ』とのこと。成長曲線は全姉ルナステラのようなイメージか。素質は間違いないだけに、POGだけに拘らず長い目で見たい1頭。
ミーハー値:375  放談Aの期待値:40  放談Xの期待値:40
2019/06/20更新
レッドベルジュール
牡 父:ディープインパクト 母:レッドファンタジア 栗東・藤原英厩舎
 母レッドファンタジアは現役時代未勝利(9戦0勝)で繁殖入りしたが、半姉が米GI勝ち馬インランジェリーという血統馬。初仔であるレッドベルローズ、二番仔レッドベルディエスともに2歳時に勝ち上がっており、まずまずの繁殖成績を残している。三番仔である本馬は待望の牡馬。『もともとは秋のデビューを見据えての5月入厩でしたが、あまりにも順調にきているので夏に使うことになりました。まだ中身は子供ですが、牡馬に出た分、姉よりも力強さがあるのがいいですね。現時点でも格好はつけてくれるはずですが、秋になればさらに楽しみ』と関係者。デビュー戦は6月23日の阪神芝1800mを予定。良血・評判馬が揃う1戦となりそうだが、調教では格上古馬相手に優勢の動きを連発。勝ち負けは十分に可能だろう。
ミーハー値:148  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:60
レヴィオーサ
牡 父:キングカメハメハ 母:ヴィルシーナ 栗東・友道厩舎
 母ヴィルシーナは12年の牝馬三冠を全て2着し、13年、14年のヴィクトリアマイルを連覇。初仔のブラヴァスはPOG期間内1勝。若駒Sシンガリ負けなど伸び悩んでいる印象だが、『兄とはタイプが違いますね。ブラヴァスは父似でこちらは母似。体はそれほど大きくないですが、とても乗りやすい馬。軽さもあるので兄より早い時期から動けると思います』とのこと。6月初旬に函館競馬場に入厩済。順調ならば札幌開催でのデビューを予定している。
ミーハー値:130  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:50
2019/06/13更新
ラインベック
牡 父:ディープインパクト 母:アパパネ 栗東・友道厩舎
 三冠牝馬アパパネの三男坊(2016年産の全姉は競走馬登録なし)。全兄モクレレ、ジナンボー共に故障や気性難がありながら中央3勝と活躍中だが、『これまでの兄姉で一番母に似ていると思います。気性面も危うさこそありますが、現時点では特に問題ない程度。ダイナミックな走りでスピード感も十分。順調にいけば母産駒の最高傑作になる可能性があります』と関係者。注目のデビュー戦は6月29日の中京芝1600mを予定している。
ミーハー値:890  放談Aの期待値:90  放談Xの期待値:90
ダブルアンコール
牝 父:ディープインパクト 母:ドナブリーニ 栗東・池江厩舎
 GI7勝の名牝ジェンティルドンナの全妹という良血で、2017年セレクトセール当歳にて3億7000万円で落札された。ただ、そのジェンティルドンナ以降は活躍馬が出ておらず、牡馬に出れば虚弱体質、牝馬に出れば小柄というのがこの血統の定番となっている。本馬もその例に漏れず5月末計測時点で440キロ。よほどの急成長を見せない限りはやはり厳しいと考えるのが妥当なところ。
ミーハー値:238  放談Aの期待値:20  放談Xの期待値:40
2019/06/06更新
フィリオアレグロ
牡 父:ディープインパクト 母:ジョコンダ供“浦・堀厩舎
 半兄サトノクラウンは香港ヴァーズ、宝塚記念などGI2勝と活躍。以降に目立った産駒がいないのが気になるところだが、『この時期の兄姉と比べると肉体的にも精神的にも完成度は高いと思います』とのこと。『まだ背腰にもトモにも緩さが残るのでデビューは秋頃』のようだが、現在は入厩に向けての最終調整を行っており、6月中の入厩→ゲート試験合格を目指す。厩舎の先輩でもある全兄サトノヴィクトリーは超えたいところだ。
ミーハー値:158  放談Aの期待値:60  放談Xの期待値:60
サングノーブル
牡 父:ロードカナロア 母:サングレアル 栗東・池添学厩舎
 母サングレアルは14年フローラS勝ち馬。初期馴致開始当初は母同様に小柄で非力な印象があったが、今年に入って馬体は急成長。5月末現在で470キロまで増やした点は好感が持てる。ただ、肝心の動きの方が目立っていない。『まだ子供なのでテンションが上がりやすく、動きも多分に良化余地を残しています』とのことだが、活躍馬の多いビワハイジ血統も孫の代までいけば成績ひと息。過度の期待は禁物かもしれない。
ミーハー値:61  放談Aの期待値:39  放談Xの期待値:50
2019/05/30更新
リンドブラッド
牡 父:ディープインパクト 母:ゴールデンドックエー 栗東・藤原英厩舎
 母ゴールデンドックエーは米GI勝ち馬。シエラ(父オルフェーヴル)→イニティウム(父ハーツクライ)とここ2年は不発に終わっているが、ディープインパクトを付ければアルバートドック(重賞2勝)、リライアブルエース(中央4勝)とオープン馬率100%。全弟である本馬の期待値は当然高い。『早い時期から使うタイプではない』とのことだが、5月初旬に栗東・藤原英厩舎に入厩済。『折り合いの問題はないので本領発揮は中距離でしょうか。アルバートドックも3歳春の重賞で上位争いをしていたように、本格化前でも能力の高さだけで走ってしまう血統。POGでも十分に楽しめると思いますよ』とのこと。まずはトレセンの環境に慣れさせて、ゲート試験合格を目指す。
ミーハー値:158  放談Aの期待値:80  放談Xの期待値:70
テイルウォーク
牡 父:マジェスティックウォリアー 母:フラーテイシャスミス 栗東・池江厩舎
 全兄ベストウォーリアはマイルCS南部杯連覇などダートで9勝を挙げた活躍馬。本馬はセレクトセール2018の1歳セリにて9600万円で落札された。『もちろんダートなら間違いないと思いますが、兄よりも柔軟性があってスピードと瞬発力があります。芝でもいけそうな感じがあるので、まずは芝を試してみたい』と関係者。仕上がりもよく、間もなく入厩に向けた動きがありそうだ。芝・ダート兼用の幅広い活躍を期待。
ミーハー値:45  放談Aの期待値:60  放談Xの期待値:50
2019/05/23更新
クレイス
牡 父:ロードカナロア 母:クリアンサス 栗東・藤岡健厩舎
 父ロードカナロア×祖母フラワーパークという“ザ・短距離血統”だが、『気性も大人しく操縦性も高い。スピードに秀でているのは間違いないですがパワーも兼備。距離の融通は利きそうです』とのこと。春先から好内容の調教を消化しており、現在は入厩に向けての最終調整が行われている。デキの良さだけならOFリリーバレーの中でもトップクラス。2歳戦の手駒として大いに期待したい。
ミーハー値:109  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:60
プラトン
牡 父:ディープインパクト 母:ロベルタ 栗東・音無厩舎
 近親にヴィクトリー(07年皐月賞)やリンカーン(重賞3勝)がいる血統。POGでも毎年そこそこの人気を見せるが、体質難やノド鳴りに悩まされる仔が多く、ここまで大成した産駒はいない。それでも『ロベルタの仔は年々良くなっている。今のところ悪いところは見つからない』と関係者は本馬に期待を寄せている。『先々は必ず走ってくれると思うので、焦らず調整して秋ぐらいにデビューできれば』とのこと。POG期間内の活躍はどうかも、大ハズレは少ない一族。軽視は禁物だ。
ミーハー値:124  放談Aの期待値:40  放談Xの期待値:60
2019/05/16更新
スパングルドスター
牝 父:ディープインパクト 母:スタセリタ 美浦・藤沢和厩舎
 母はヴェルメイユ賞、仏オークスなどGIを6勝した名牝スタセリタ。日本に輸入されてからはソウルスターリング(16年阪神JF、17年オークス)、シェーングランツ(18年アルテミスS)と2年連続で重賞勝ち馬を輩出しており、今年も当然のように期待値は高い。『牧場では抜けた存在。姉2頭に勝るとも劣らない好素材』というのが周知の評価だと思われるが、取材の感触からは『ソウルスターリングよりは下だがシェーングランツより上』というのが垣間見れたのはここだけの話。
ミーハー値:445  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:60
ホウオウセレシオン
牡 父:キングカメハメハ 母:ミスセレンディピティ 美浦・奥村武厩舎
 2018年セレクトセール1歳にて2億4000万円で落札された本馬。セレクト高額馬×ホウオウ×奥村武といえば、昨年のPOGで評判になったホウオウサーベルが思い浮かぶが、『サーベルのように夏から…というイメージはないですね。ここまで順調ですが多分に幼さ残ってますので』とのこと。その言葉通り、現状は体高が低く胴詰まりの馬体も気になるところだ。今後の成長次第で化ける可能性はあるが、基本的にはPOG不向きと判断していいだろう。
ミーハー値:13  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:40
2019/05/09更新
サトノフラッグ
牡 父:ディープインパクト 母:バラダセール 美浦・国枝厩舎
 母バラダセールは亜GI2勝。3年連続ハーツクライ産駒の牝馬が続き、4番仔にして初のディープインパクト産駒の牡馬が誕生。ダノンファンタジーと同じディープインパクト×母父Not For Saleという配合面からも期待値はかなり高い。サトミホースカンパニー・里見治代表も『今年のエース格。この馬でクラシックを目指したい』と公言。このまま順調なら夏の東京〜新潟でのデビューが予定されている。
ミーハー値:671  放談Aの期待値:80  放談Xの期待値:95
ディアスティマ
牡 父:ディープインパクト 母:スウィートリーズン 栗東・高野厩舎
 母スウィートリーズンは米GI3勝。『ディープインパクト産駒にしては馬体に幅があってパワーも兼ね備えています。ハロン14秒〜15秒のペースでも遊びながら走る余裕を見せており、ちょっと他の馬とは動きが違う感じですね』と関係者。4月24日入厩→5月3日ゲート試験合格済。早期デビューに拘らず今後は放牧に出される予定。やや胴詰まりの体型で、血統面からも距離に限界はありそうだが、『今年のノーザンファーム空港のエース』と評判の本馬。今後の動向に注目だ。
ミーハー値:403  放談Aの期待値:50  放談Xの期待値:55
2019/05/02更新
カトゥルスフェリス
牝 父:ディープインパクト 母:ステファニーズキトゥン 美浦・藤沢和厩舎
 母は米GI5勝馬。同じ藤沢厩舎×サンデーレーシング×ディープインパクト産駒牝馬であることから『第2のグランアレグリア』と噂されているように、すでにゲート試験には合格済(現在はNF天栄に放牧中)で早期デビューが予定されている。『馬体重こそ減りましたが、暖かくなってどんどん良化していますね。メリハリのある馬体になってきましたし、トモの緩さも大分解消されました。父の産駒らしいバネとキレの持ち主。もちろんクラシック戦線での活躍を期待しています』とのこと。それほどカリカリした面は見られず、グランアレグリアよりも長い距離をこなせそう。牝馬二冠の期待。
ミーハー値:647  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:80
アドマイヤカストル
牡 父:ディープインパクト 母:イルーシヴウェーヴ 栗東・友道厩舎
 2017年セレクトセール当歳にて5億8000万円という超高値で落札された本馬。『背中の良さやフットワークなどずっと高い評価を受けてきた1頭です。430キロと小柄なので馬の成長に合わせた調整をしていますが、現時点でも申し分ない動きを見せてくれます』とのこと。1月27日の早生まれで成長途上とは若干のキナ臭さを感じるが、『乗り込んでも体重が減らない』点はわずかな救い。ドラ1級の魅力こそないが、中位〜下位指名が可能なら妙味あり。
ミーハー値:112  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:20
2019/04/25更新
アブソルティスモ
牡 父:ダイワメジャー 母:ラドラーダ 美浦・藤沢和厩舎
 半兄レイデオロは17年の日本ダービー馬。父がダイワメジャーに変わったことで『タイプは違いますね。レイデオロと比べると筋肉質で馬体に厚みがあります』とのことだが、『その分丈夫だと思いますし、完成度も高い馬なので早い時期から楽しめると思います』とは関係者。その言葉どおり、現在は東京開幕週でのデビューを目指して調整されている。マーガレットSなどPOG期間内に3勝を挙げた全兄ティソーナのイメージだろうか。いずれにしてもある程度の活躍が約束されている1頭。
ミーハー値:956  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:70
アクニディ
牝 父:ディープインパクト 母:サミター 美浦・尾関厩舎
 全兄ダノンチェイサーは今年のきさらぎ賞勝ち馬。『随所に光るところはありますが、現状400キロに満たない小さな馬で馬体の維持が難しいですね。これから暖かくなってどこまで成長してくれるかだと思います』とのことだが、今年に入ってペースを落としているにも関わらず全く馬体が増えていない点は気になるところ。夏デビューだった兄と違い、こちらはかなり時間を要しそうな印象だ。
ミーハー値:25  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:50
2019/04/18更新
ブルトガング
牡 父:ディープインパクト 母:タピッツフライ 美浦・手塚厩舎
 全姉グランアレグリアが先日の桜花賞を圧勝したが、それ以前から『姉を超える素質とスケール。素晴らしい馬』と評判になっていたのが本馬。『完成度の高さは姉似ですが、気性はこちらの方が素直で扱いやすく、長い距離でも問題ないでしょう』とのこと。3月27日に美浦・手塚厩舎に入厩し、4月18日にゲート試験合格。この後はNF天栄に放牧に出され、順調ならば3回東京開催でのデビューを予定している。間違いなく争奪戦が予想される今世代のドラ1候補。今後の動向にも注目だ。
ミーハー値:1096  放談Aの期待値:90  放談Xの期待値:90
ファーストフォリオ
牝 父:キングカメハメハ 母:シーザリオ 栗東・須貝厩舎
 半兄サートゥルナーリアの活躍でいよいよ仮説から定説となった“3年に1度のシーザリオ”理論。これに基づくと、また2年間は大物誕生の期待はできないということになるが…(※当たり年となる2019年産は不在)。本馬は420キロに満たない小柄な馬で、この血統から活躍馬が出ていない牝馬というのも大きなマイナス材料。理論どおりに今年はスルーで問題なさそうだ。
ミーハー値:219  放談Aの期待値:20  放談Xの期待値:30
【放談A】 『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。『そろそろ普通に勝つわ』と宣言した昨期はサトノルークス、タイミングナウの2頭のオープン馬を出して放談メンバー唯一の勝ち組(?)となった。今期はブルトガングを1位指名するなどモンスター化の兆しが見られたが、無念の抽選負け。結局いつも通りのラインナップになった。
【放談X】 趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はフェアリーポルカがオークス出走という地味すぎる活躍を見せたが、大砲候補だったサトノジェネシス、サトノウィザード、ホウオウサーベルが中途半端な成績で終了したのが痛恨だった。今期はシルヴェリオを1位指名するもあえなく抽選負け。また凶暴化が進んだ。
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