評判2歳馬の期待値(放談A&放談X)
2017/06/22更新
ロックディスタウン
牝 父:オルフェーヴル 母:ストレイキャット 美浦・二ノ宮厩舎
 母のストレイキャットはゼンノロブロイ(04年JRA年度代表馬)の半姉という良血で、繁殖としてもキャットコイン(15年クイーンC)、タガノエリザベート(09年ファンタジーS)、ナリタキングパワー(中央4勝)、ワンブレスアウェイ(中央4勝)ら活躍馬を多く輩出。新種牡馬オルフェーヴルを父に迎えたが、このアベレージの高さならそれほど心配はなさそうだ。気になる気性面に関しても、『ステイゴールド産駒の姉2頭に比べると大分おとなしい』とのこと。すでにゲート試験には合格済。新潟開催辺りでのデビューが予定されている。
ミーハー値:76  放談Aの期待値:69  放談Xの期待値:60
サザンスパークル
牡 父:ハーツクライ  母:ジンジャーパンチ 美浦・大竹厩舎
 重賞3勝馬ルージュバックの半弟。良血馬の宝庫キャロットクラブの中でもトップクラスの好馬体で話題となっていたが、昨年末からトモの疲れ→皮膚病→左後脚の疲れ→左背腰の疲れ→左トモ深管に端と立て続けにアクシデントが起こっている。すでに半年間はウォーキングマシンでの調整で出遅れは明らか。今後、一気の良化を見せたとしてもPOG期間内の活躍は厳しいだろう。
ミーハー値:6  放談Aの期待値:10  放談Xの期待値:10
2017/06/15更新
レイエンダ
牡 父:キングカメハメハ 母:ラドラーダ 美浦・藤沢和厩舎
 まだ記憶に新しい今年の日本ダービーを制したレイデオロの全弟。長い競馬の歴史において“同一厩舎による日本ダービー連覇”はないが、馬主・厩舎も同じとあって、兄に姿を重ね来年も…と夢を見る指名者も少なくはないだろう。仮に全兄クラスではなくても、半兄ティソーナもオープン勝ちの実績がある。すでに入厩しているように順調さも魅力で、大ハズレということはなさそうだ。
ミーハー値:522  放談Aの期待値:40  放談Xの期待値:60
カレンシリエージョ
牝 父:ハービンジャー  母:ベルアリュール供〃東・鈴木孝厩舎
 今年のヴィクトリアマイルを勝ったアドマイヤリードの半妹。400キロ前後の線の細さで出世が遅れた印象の姉とは違い、こちらは父がハービンジャーに変わって馬格も十分。気になるのはPOG期間内で活躍しているハービンジャー産駒のほとんどが、牝系にサンデーサイレンスやキングカメハメハが入っていることだが、『札幌2歳Sを目指す』と関係者の期待は高く、その動向に注目したい1頭だ。
ミーハー値:45  放談Aの期待値:50  放談Xの期待値:30
2017/06/08更新
ルナステラ
牝 父:ディープインパクト 母:ピラミマ 栗東・石坂厩舎
 スワーヴリチャード(17年ダービー2着)、バンドワゴン(14年きさらぎ賞2着)らを筆頭に、兄姉5頭全てが2勝以上を挙げている優秀な一族。今年は待望のディープインパクト産駒ということで期待は高まるが、これまで個人馬主専用だった血統がクラブ(シルクレーシング)に流れたという点は少し気に掛かるところ。また、マイナー種牡馬で活躍馬を輩出→満を持してディープインパクト産駒を種付け→大ゴケというのもよくあるパターンで、血統面は魅力でも若干のキナ臭さがあることは頭に入れておきたい。
ミーハー値:404  放談Aの期待値:20  放談Xの期待値:30
タニノフランケル
牡 父:Frankel  母:ウオッカ 栗東・角居厩舎
 母のウオッカはGI7勝の歴史的名牝。ここまではお世辞にも成功しているとは言えない繁殖実績だが、父がSea The StarsからFrankelに変わったことで、『これまでの産駒の欠点とも言えるスピード不足は解消されました。パワーもあるし、競走馬向きのピリッとした気性もいい。当然、かなりの手応えはあります』と関係者。デビューにはまだ時間がかかりそうだが、すでに入厩している点は大きな強み。アクシデントさえ無ければ、待望の大物誕生の予感。
ミーハー値:準284  放談Aの期待値:80  放談Xの期待値:80
2017/06/01更新
グーテンターク
牡 父:ゴールドアリュール 母:ジンジャーミスト 栗東・石坂厩舎
 ベストウォーリア、モーニン、バンドワゴンなど高確率で活躍馬を出している“石坂厩舎×馬場幸夫氏”の強力タッグ。母は未勝利で繁殖入りしたが、半妹にルージュバックがいる血統馬でもある。『パワフルな動き。ダートなら間違いないと思います』とのことだが、まずは6月の阪神開催で行われる芝のレースで初陣を迎えるようだ。当然、そこでダメでもダートなら見直せるはず。長い目で注目したい。
ミーハー値:15  放談Aの期待値:50  放談Xの期待値:30
カザン
牡 父:ディープインパクト  母:シャンパンド−ロ 栗東・池江厩舎
 Tapit産駒の半兄(フォギーナイト)が高額落札(2億3000万円)で話題になったが、本馬も負けじと2億3500万円の高値が付いた。父が日本で実績十分のディープインパクト産駒に変わって当然の結果とも言えるが、ディープインパクト×母父Medaglia d'Oroの配合に活躍馬は皆無。十分すぎる馬格にはダート馬のきらいもあり、夏デビューが視野に入っている順調さは評価できても、値段に見合う実績を残せるのかは微妙なところだ。将来的にはダート中距離の条件戦を走っているような気もするが…。
ミーハー値:134  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:50
2017/05/25更新
レピアーウィット
牡 父:ヘニーヒューズ 母:ランニングボブキャッツ 美浦・堀厩舎
 13年の朝日杯FS勝ち馬アジアエクスプレスの全弟。16年セレクトセール1歳にて1億4000万円という高値で落札された。『兄に似てとてもパワフルな好馬体。ダートなら間違いなさそうだけど、2歳のうちなら芝でも走れるのではないか』とのことだ。4月28日に入厩し、5月5日にはゲート試験合格。まずは芝で初陣を迎えるようだが、仮にダメでもダートなら確実に計算ができそうなタイプ。中位辺りで残っていれば指名したい1頭だ。
ミーハー値:202  放談Aの期待値:80  放談Xの期待値:70
ガールズバンド
牝 父:ディープインパクト  母:エレクトラレーン 栗東・須貝厩舎
 母は独1000ギニーの勝ち馬。初仔で全姉のエレクトロニカは410キロのそこそこの小柄な馬体で苦戦(5戦未勝利)が続いているが、『この馬は490キロと馬格十分。力強くて大きいフットワークは、かなりの活躍を期待させる』と上々の手応えがある様子。今月末〜来月初旬の入厩を予定しているように、調整も順調にきている。
ミーハー値:181  放談Aの期待値:60  放談Xの期待値:40
2017/05/18更新
フラットレー
牡 父:ハーツクライ 母:リッチダンサー 栗東・藤沢和厩舎
 牝馬限定重賞を3勝したバウンスシャッセ以降は目立った活躍馬が出ていないが、デビューした産駒(計5頭)の勝ち上がり率は100%という抜群の安定感は魅力的。一方で、牡馬に出れば去勢率100%(計3頭)という悲しい現実も見逃せない。『もちろん(気性面の)警戒はしていましたが、現時点では何も問題ありません。これまでの兄姉の中でも全ての面で上と言える好素材。走ると思います』と期待は高いようだが…。5月末〜6月初旬の入厩を予定。
ミーハー値:621  放談Aの期待値:50  放談Xの期待値:80
プロトスター
牡 父:ネオユニヴァース  母:マルバイユ 栗東・戸田厩舎
 兄姉に11年桜花賞馬マルセリーナ、重賞3勝馬グランデッツァがいる良血馬。この父らしく気性の悪さが目につくが、4月中旬に山元TCへ移動と調整に関しては順調に進んでいる。『スピードは十分。この気性が競馬でいい方に出れば楽しみ』とは関係者。ややピークが過ぎた感もある血統だが、下位指名なら楽しめる1頭かもしれない。
ミーハー値:38  放談Aの期待値:60  放談Xの期待値:30
2017/05/11更新
トゥザフロンティア
牡 父:ロードカナロア 母:トゥザヴィクトリー 栗東・池江厩舎
 もはや説明不要の良血馬で、毎年多くの支持を集めているこの血統だが、1つ上の半兄トゥザクラウンがまさかの大ゴケ。疑念が生じ始めたところで今年は新種牡馬ロードカナロアと判断基準が難しい。馬体に関して言えば、父が変わった影響で兄姉よりも迫力ひと息の印象は否めないが、その分『コンパクトにまとまっていて操縦性が高い。どんどん(調教を)進められるからPOG向きという意味なら兄姉の中でも1番かも』とのこと。5月6日に入厩済。クラシック級のパンチ力はなくとも、この血統で早期デビューが確実なら軽視はできない。
ミーハー値:332  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:70
ジンゴイスト
牡 父:ハーツクライ  母:ラヴズオンリーミー 栗東・矢作厩舎
 半兄にリアルスティール(16年ドバイターフ1着)、プロディガルサン(重賞2着2回)、ラングレー(中央6勝)。いずれも父ディープインパクトで結果を残してきたが、今回は初のハーツクライ産駒。新たな一面を見せるのか注目されたが、今年に入って左肘部分にボーンシストを発症するアクシデント。現在はトレッドミル、軽めキャンターで運動を再開しているが、常識的に考えてPOG期間内の活躍は厳しいだろう。下位でも指名は避けたい。
ミーハー値:47  放談Aの期待値:10  放談Xの期待値:15
2017/05/04更新
ヘンリーバローズ
牡 父:ディープインパクト 母:シルヴァースカヤ 栗東・角居厩舎
 全兄は昨年のクラシック有力候補と騒がれたシルバーステート。アクシデント(屈腱炎)がなければ、間違いなく重賞戦線で活躍していたであろう素質馬だ。その兄よりも『上かもしれない』と注目されるのが本馬。『ハロン15秒の調教を遊びながら楽々と。ちょっとモノが違う印象する。とにかく無事に行ってくれれば結果は出してくれると思う』と期待は大きい。現在も順調に調整が進んでおり、兄と同じ夏場のデビューも視野に入っている。
ミーハー値:743  放談Aの期待値:80  放談Xの期待値:80
ニッポンテイオー
牡 父:キングカメハメハ  母:シルバートレイン 栗東・大久保龍厩舎
 どこかで聞いたことのある馬名だが、ただのネタでは終わらない(はず)。今年の坂東牧場のエース格と噂されるのがこのニッポンテイオーだ。母は未勝利で繁殖入りしたが、近親にはブラックホークやピンクカメオがいる筋の通った血統。母としてアンティフリーズ、アオイプリンセスら重賞出走馬も輩出した。『素晴らしい馬。現時点で何も言うことはない』と関係者は最大級の賛辞。下位指名なら狙う価値ある1頭だ。
ミーハー値:29  放談Aの期待値:70  放談Xの期待値:65
2017/04/27更新
マルケッサ
牝 父:オルフェーヴル 母:マルペンサ 栗東・池江厩舎
 母のマルペンサは亜GI3勝馬。初仔のサトノダイヤモンドが16年の有馬記念、菊花賞を勝ってPOGファンの注目を一気に浴びたが、昨年4番仔を出産後に早逝した。本馬は父が新種牡馬オルフェーヴルということで未知な部分が大きいが、『運動神経の良さは母親譲りで天性のもの。もう少し体を増やして体力が付けばかなり面白い』と期待は大きい。骨折で戦線離脱するアクシデントはあったが、血統構成が極めて近い半姉リナーテ(父ステイゴールド)も新馬戦を快勝した。サトノダイヤモンド級でなくても、大ハズレはなさそうだ。
ミーハー値:323  放談Aの期待値:50  放談Xの期待値:90
ソリッドドリーム
牡 父:Frankel  母:デインドリーム 栗東・角居厩舎
 母のデインドリームは牝馬史上初の凱旋門賞&キングジョージ制覇という偉業を達成したドイツの名牝。そこに配されたのが今年旋風を起こしたFrankelなのだから、否が応にも期待は高まる…が、まだ完成途上なのか随所に硬さが目立つのが気になるところ。また、デインヒルの3×3、Northern Dancerの4×5×5×5の重厚なクロスがどう影響するのか? 少なくともソウルスターリングのような『まず大丈夫』という安心感は感じられない。大不発の可能性も頭に入れておきたい。
ミーハー値:353  放談Aの期待値:30  放談Xの期待値:90
2017/04/20更新
グロンディオーズ
牡 父:ルーラーシップ 母:シェリール 美浦・田村厩舎
 13年の目黒記念勝ち馬ムスカテールを筆頭に、これまでデビューした兄姉6頭全てが勝ち上がっている優秀な血統。本馬はルーラーシップ産駒ということで、その馬っぷりも目を惹く1頭だ。『仕上がりが進んでいるので6月には入厩させたい。去年もルーラーシップ産駒が活躍していた新潟辺りを目標に』とは関係者。ダートもこなせそうな力強さがあり、早期始動&芝ダ兼用で幅広い活躍が期待できるだろう。
ミーハー値:10  放談Aの期待値:60  放談Xの期待値:60
デルニエオール
牝 父:ステイゴールド 母:オリエンタルアート 栗東・池江厩舎
 “最後の金”(仏)と名付けられたように、名繁殖牝馬オリエンタルートの最後の産駒となる本馬。顔はオルフェーヴルによく似ており、時折見せる気の強さもこの一族に共通しているものがある。ここまで大きなアクシデントはなく、『早ければ夏〜秋あたりには使えるかも』との話はあるが、410キロそこそこの小柄な馬体で『飼葉食いが細い』というのは不安材料。近年は全姉のエストソルシエールが未出走引退、同じく全姉のオルファンが4月18日現在未出走と全盛期の勢いは全く見られず、やはり今年も指名スルーが正解だと思われる。
ミーハー値:116  放談Aの期待値:20  放談Xの期待値:30
2017/04/13更新
ミカリーニョ
牝 父:ハーツクライ 母:ミスエーニョ 美浦・木村厩舎
 半姉ミスエルテは昨年のファンタジーSを圧勝し、続く牡馬相手の朝日杯FSでも1番人気に支持された(4着)素質馬。父がハーツクライに変わったが『前進気勢で抜群のスピードと加速力の持ち主。距離に限界はありそうだが、ポテンシャルはかなり』と評価は高い。ここまで大きなアクシデントなく調整にきており、夏の北海道開催でのデビューが予定されている。
ミーハー値:324  放談Aの期待値:80  放談Xの期待値:40
シルヴァンシャー
牡 父:ディープインパクト 母:アゼリ 栗東・池江厩舎
 母は現役時代にGI11勝を挙げた名牝。02年にエクリプス賞年度代表馬に輝き、10年にアメリカ競馬殿堂入りを果たした。遅咲きで知られる母の特徴は産駒にも確実に伝わっているようで、本馬の全兄にあたるロイカバード、アドマイヤアゼリはPOG期間内に勝ち上がっているものの、本格化は古馬になってから…の印象だ。『焦る血統ではないので今は身体作りの段階』と本馬も例外でなく、ダービールールのPOGだと能力全開とはいかないかもしれない。
ミーハー値:444  放談Aの期待値:50  放談Xの期待値:60
2017/04/06更新
ヴィルトゥース
牝 父:ディープインパクト 母:ドナブリーニ 栗東・石坂厩舎
 ドナウブルー→ジェンティルドンナでピークを迎え、やや下火になっていた昨年にベルダムが登場。何かと世間に衝撃を与えているこの血統だが、今年もその3頭の全妹ということで注目を浴びそうだ。ただし、『全体的に成長が遅く、緩さも弱さも残る現状』とのこと。調整過程が同時期のベルダムと酷似している点も不安材料。この血統にこだわりがないのであれば指名スルーが妥当なところだろう。
ミーハー値:92  放談Aの期待値:10  放談Xの期待値:10
シーリア
牝 父:キングカメハメハ 母:シーザリオ 栗東・角居厩舎
 POG放談で『シーザリオは3年に1度の周期で活躍馬を出す』というキナ臭い理論があるが、全兄グローブシアターの活躍ぶりを見てみるとあながち間違いではないかもしれない。ただでさえ今年は、ヴァイオラ(未出走引退)、ロザリンド(6戦0勝)と、この血統で全く結果が出ていない牝馬。狙うなら“3年に1度”にあたる来年のロードカナロア牡馬だ。
ミーハー値:363  放談Aの期待値:20  放談Xの期待値:50







【放談A】 】『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。昨年はFrankel産駒の大フィーバーを予測しておきながら、『それが走っても面白くないだろ?』という意味不明な理由でソウルスターリングを無視。代わりに指名したのが絶賛未勝利中のライズイーグルなのだから救えない。今期の目標は共同通信杯に(ハートレー、ムーヴザワールドに次ぐ)3年連続の1番人気馬を送り込むこと。


【放談X】 趣味は仕事放棄と妄言。産まれた時から『だぜ!!』が口癖だという日刊競馬の癒し系担当。昨年はダノンディスタンスやキセキが地味に重賞で上位争いをするなど、POG放談内でも軽度の負け組であった。奇特な読者からの人気は相変わらず高く、『もう少し露出を増やして』との声も多いが、近年は失踪癖にも磨きがかかり、放談を開始する金曜午後には捕獲することすらままならない。



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